新春セミナー2026を開催しました

「なぜ、こんな大変なことが・・・?!~自己点検チェックシートの背景と本質」を開催しました。

当日は、会員代理店の皆様に加え、多くの損害保険各社の皆様にもご出席いただき、業界全体が直面している課題に対する関心の高さが伺える熱気あふれる会となりました。

セミナーの概要
昨今、損害保険業界では不適切な保険金請求や保険料調整行為(カルテル)といった事案が相次ぎ、社会的信頼を大きく損なう事態となっています。本セミナーでは、こうした不祥事の背景にある「構造的課題」を解き明かし、代理店が今取り組むべき「自己点検」の真の目的を深く掘り下げました。

■講師:栗山 泰史 氏(日本損害保険代理業協会 アドバイザー)
栗山氏は、現在の状況を「1998年の自由化」「2016年の改正業法」に続く「第三の波(大改革)」であると指摘。これまでの「業界の常識」が社会の「非常識」となっていた現状を厳しく認識し、形式的な「建前」の体制整備から、実効性のある「本音」の体制整備へと転換する必要性を説かれました。

特に印象的であったのは、「自立と自律」というキーワードです。自己点検チェックシートは、単に保険会社や当局へ提出するための事務作業ではなく、プロの代理店としてお客様を守り、自社の価値を高めるための「経営ツール」であるという本質的な視点が提示されました。

開会にあたり土屋会長からは「自己点検は代理店自身、社員、そして何よりもお客様を守るための仕組みである」との指針が示されました。また、閉会の挨拶で島田副会長は「2016年の法改正以来、形だけの体制整備に終始していなかったか。今一度、金融商品を扱うプロとしての矜持(プライド)を正し、お客様と向き合わなければならない」と総括しました。

ご参加いただいた皆様、ならびに開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。