山梨代協賀詞交歓会・セミナー 生き残りの代理店『ブランディング』
「勝ち残る代理店経営、生き残りの代理店ブランディング」
本セミナーは、変化の激しい時代において、保険代理店が顧客と社員からの信頼を維持し、事業を継続・発展させるための「ブランド戦略」に焦点を当て、開催されました。講師は株式会社ビジネスバンクの滝澤清隆氏が務めました。
セミナー冒頭で、主催者は、顧客からの信頼と安心を提供し続けるために、常に顧客が求める姿を追求し、変革を恐れず行動することの重要性を強調しました。その上で、代協が持つ有益なコンテンツを活用し、会員である代理店の経営力強化を図る目的を説明しました。
滝澤氏は、「生き残りの代理店ブランディング」をテーマに、未来を見据えた代理店経営に不可欠な「経営変革」の必要性を訴えました。顧客や社会の変化に対応するため、従来のやり方からの脱却を促しつつ、代理店が持つ信頼という価値は維持すべきと述べました。
変革のキーワードとして、「代理店の価値強化」と「脱個人経営の思考」を挙げ、個人商店型からの脱却と、組織としての価値向上を提唱しました。顧客が「人」ではなく「会社」を選ぶ仕組み作りが重要であると指摘し、個人の力に依存しない、持続可能な経営体制への転換を促しました。
セミナーの本題である「ブランディング」については、高級ブランドのイメージとは異なり、「認知価値」を高める活動であると定義しました。代理店が顧客、社員、地域社会から「どのように思われたいか」を明確にすることが出発点となるとし、その「思ってほしい姿」と現状の認知を一致させることこそがブランディングであると解説しました。
具体的なブランディング戦略として、独自のフレームワーク「Aブランド、B AS C」モデルを訴えました。
A(Customer = お客様/人材): ファンになってほしい顧客層、獲得したい人材像を明確にする。
B(Be = あるべき姿/アクション): 顧客や人材から「思われたい姿」を実現するために、自社が「どうあるべきか」「何をするべきか」を検討する。
C(Cognition = 認知): 顧客や人材から「どう思われたいか」という理想の認知像を描く。
成功事例として、地域密着と専門性を打ち出した2つの代理店を紹介しました。